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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2022/10/21 

Vol.91  「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

西部医療センター 研修医

1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
足助地域の緑豊かな山々や涼しげな渓流が美しく目に鮮やかで、毎日ちょっとした旅行のようなわくわくした気持ちで通勤できました。
また近くの香嵐渓に散歩に行ったり、研修医同士でうなぎを食べに行ったりと足助地域の観光も楽しむことができました。

2.後輩研修医に是非伝えたいこと
名古屋から車で通勤予定の先生は、高速道路は使わず下道で長久手まで行って猿投グリーンロードに乗ってください!
高速使うのと同じくらいの所要時間なのに交通費が1/5以下になります。
カーナビで道順が提示されない場合は長久手イケアを通過地点に設定するとよいかと思います。


3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
いままでは病気や症状を治療するといった急性期病院の視点しかなく、回復期や退院後の生活などの具体的なイメージを持つことが出来ずにいました。
今回足助病院の研修を通して訪問診療やへき地健診など普段できない経験をすることが出来ました。
研修を通して、急性期の治療の先にある看護や介護、リハビリなど、患者さんの生活を支える様々な医療を知ることが出来ました。

4.地域住民・患者さん・へき地で働く職員へのメッセージ
足助病院のスタッフの方々は皆さんとても温かいお人柄で、とても充実した研修ができました。
足助病院は医師同士だけではなく職種間の垣根が低く、些細なことでも気軽に相談できる環境と感じました。
また介護やリハビリ、その他医療福祉などの普段関わりを持ちづらい領域についても、普段からそのお仕事に携わっているソーシャルワーカーさんや理学療法士さんが時間をとってレクチャーしてくださったことがとても印象深かったです。
地域医療についてのみならずコメディカルの方々と医師の仕事の関わりについて、医師側の視点からではなくコメディカルの方々の視点から知ることができ大変勉強になりました。本当に有難うございました。
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