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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2019/06/14 

Vol.11  「妊娠中のアロマについて」  

執筆 外部の皆様

みなさんはアロマテラピーをご存じでしょうか。
アロマテラピーとは植物の香りを楽しみ豊かな生活に役立てることです。最近は手ごろにアロマディフューザーも手に入るようになって、身近に増えてきて香りを楽しんでいる方も増えてきていると思います。
私事ながら妻が懐妊し、現在つわりで大変つらい日々を送っています。葉酸やビタミンB12を摂取することで少し楽になると言われていますが、まだ詳しいメカニズムが解明されておらず具体的な対策が出来ない状況です。また残念ながら男性は何も出来ず、無力だなと感じてしまいました。しかし、色々調べていくうちにアロマテラピーがつわりにも効果があるのではないかということが分かってきました。
つわりには柑橘系のオレンジスイート、レモン、グレープフルーツ、ベルガモットなどが胃の不快感を軽減し、スッキリさせてくれる効果があると言われています。一人一人好みがあるので、自分にあった香りをアロマショップ等で試していただくのがいいと思います。ちなみに妻はベルガモットの香りが落ち着いて良いとのことでした。ただし妊娠後期まではディフューザーを用いて香りを楽しむ芳香浴のみにしていただくこと、長時間芳香浴をしてしまうと効果が薄れてしまうなど注意が必要です。さらにホルモンバランスを整えるクラリセージやラベンダー等は子宮の中のものを押し出す作用もあるので使用は控えるようにする等、使用を控える香りがあることにも注意が必要です。
つわりで辛い日々を過ごしている妊婦さんも一度アロマを試してみてもいいかもしれませんね。
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