足助病院コラム

昨今虐待などにより小さな命が亡くなってしまっている事件が目立つような気がします。
そういった子供への「しつけ」を名目にした虐待が後を絶たない状況をみて、政府は2020年4月を目途に児童のしつけに対して体罰を禁止する改正案が成立し親権者による体罰も禁止になっていくそうです。

恥ずかしながら、私も小さい頃はよく兄と喧嘩して母親に喧嘩両成敗や、やんちゃなことをしたらきちんと叱ってもらった記憶はあります。
大袈裟ではありますが、間違った道には進まずにすんでいると思います。
愛情があってのことだとは思いますが、しつけと虐待の境界はかなり難しいと思います。
体罰の定義に関しては今後具体的に決めていくとのことですが、私は子供が間違ったことをした時には対立をせざるを得ないと思います。

ただ自分がしてもらったようにすることが正解ともいえないので、よく考えなければいけない。
年号も変わり時代も変わっていくので今と同じ考え方を変えなければいけない。
そんなことを考えながらこの秋に生まれてくる我が子に会うのを楽しみにしている今日この頃です。