手足口病という病気ご存知でしょうか?
夏場に乳幼児の間で流行することが多く、その名の通り、手の平、足の裏、口の中などに痛みを伴う発疹を主症状とする夏風邪の一種です。
基本的に大人はかかりにくいですが、稀に子供から感染することがあり、私は3歳の息子からもらいました。
子供の場合、症状は軽いことが多いですが、大人の場合は強く出ることが多く、ひどい場合、髄膜炎など合併症を起こして重症化することもあるようです。
さすがに私は髄膜炎には至っていませんが、今までで一番苦しい経験でしたので、簡単に体験をしたためてみました。
発症(?)1日目
朝から喉の痛みを感じるも普通に生活。
夜になって、ものすごい寒気に襲われ「風邪引いたかな」なんて思ったのも束の間、一気に39度超え。
発症2日目
39度台の高熱引かず、喉の痛みは増す一方で、内科受診。喉からくる夏風邪だろう。
発症3日目(ここからが本当の地獄の始まり)
翌朝、手の平に痛痒い赤い発疹、左足裏にはグロテスクな水庖多数、口の中と喉に口内炎のような発疹多数。
再度、内科を受診したところ手足口病と診断。
特に、口の中と喉の痛みが強烈。
唾を飲み込むのも激痛。
お粥やゼリーですら悶絶。
呂律回らず、妻とは筆談。
常に激痛で睡眠不足。
この地獄が発症6日目あたりまで続く。
発症6日目以降
赤黒かった手足の発疹は硬くなり、皮が剥けてボロボロ。
熱は37度程度まで回復。
食事と会話にはまだ支障有り。
発症8日目を目処に、日常生活に問題ない程度に回復。
色んなパターンがあるようですが、二度と経験したくない病気です。仕事も1週間休みました。
ちなみに、発症後数週間を経て爪が剥がれる「爪脱落」がみられる場合があるようで、すでに気配を感じる爪があってびくびくしています。
子供の病気だと思ってナメていると本当に痛い目にあいますのでご注意を!