MENU
green

足助病院コラム

Asuke Hospital column

2020/07/03 

Vol.39  「七夕の願いごと」 川崎 貴之

執筆 外部の皆様

最近、4歳の息子に聞かれました。「おとうさんは、おおきくなったらなにになりたい?」
 
これは息子が保育園から持って帰って来た七夕の短冊に書く「ねがいごと」を一緒に考えていた時に言った言葉です。
答えがしどろもどろになりました。う~ん、なんだろう。これから何になりたいのだろうか。まあ、体はこれ以上“おおきく”はなりたくないなと思います。

ちなみに私の小さい頃の夢は本屋さんでした。
ただ本が好きだからといういかにも子供らしい理由です。
それから先は、卒業文集に書いたのも「普通のビジネスマン」などであまり夢らしいものは無く、大学で研究者になりたいと何となく思っていたのが唯一だったように思います。

大人になった今は、色々と自分自身について考える機会を作ろうとしてきたつもりでした。
しかし、いざ「何になりたい?」と聞かれるとすぐに答えられません。
あえて言えば、将来子供に尊敬してもらえる父親になりたいというのが、「なりたいもの」かもしれないと思います。
でも、こういう将来像を即答できるくらいしっかり持つことが日々の生活を豊かにする秘訣かもしれないと思いました。ちょっと考えさせられる一言でした。

ちなみに、息子が短冊に書いたねがいごとは、「そとにいきたい」と「ほんがいっぱいほしい」と「こまになりたい」でした。
独楽?駒?謎です。
外には気兼ねなく行けるようになったらいっぱい行こうね!
コラム一覧へ戻る