「ホワーイ、ジャパニーズピープル!」という叫び声のネタが印象的な、厚切りジェイソンさんというお笑い芸人をご存じでしょうか。
アメリカ出身の方なのですが、外国人から見て日本の言葉や習慣などちょっと変と思うところを指摘するネタで有名になりました。
一方で、厚切りジェイソンさんはIT企業の役員という別の顔も持っており、ビジネス本も書いています。
そう思うと、叫んでばかりな芸風でもなんとなくインテリな感じがするので不思議です。
そんな厚切りジェイソンさんの記事を読んでいて、最近気になった内容がありました。
自社製品であるソフトを売り込むと、アメリカ人はそのまま標準仕様で何ができるかを考えるが、日本人はこれまでの仕事をそのソフトで再現できるようにカスタマイズすることを求めるという話です。
確かに、すでにやり方が確立された仕事に新しいツールが導入されると、まずは同じようにできるのかどうかを気にしてしまいますね。
しかしそのためにカスタマイズしてしまうとそのソフトの良さが失われ、できることが限られてしまうこともあるといったことです。
ニューノーマルという言葉も流行っているように、仕事においても私生活においても否応なく変化が求められる場面が多くなってきています。
厚切りジェイソンさんはネタとして笑いにしていますが、「ホワーイ、ジャパニーズピープル!」と言われるようなことは他人から見たら奇妙で非合理的なのかもしれませんが独創的で革新的な可能性もあるのだと思います。
そのようなことを言われるのを恐れず、色々な発想を生み出せるようになりたいと思うのです。