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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2020/11/20 

Vol.48  「コンビニ100円コーヒー」 江南厚生病院 放射線技術科 伊藤良剛

執筆 外部の皆様

コンビニエンスストアの100円コーヒーを飲まれたことはありますか。コーヒー好きな方は、飲まれたことはあるかと思います。
なかには、毎日世話になっておりますという方も見えるかと思います。

この前、とあるコンビニのコーヒーがリニューアルして、ちょっとした感動を覚えました。
感動したのは、中身のコーヒーでなく、蓋の飲み口の改良でした。飲み口を大きくすることにより、より香りをアピールして、さらにリニューアルした中身(コーヒー)の甘味を引き立てていました。このように常に改良をくわえ、進化する100円コーヒー素晴らしいです。

思えば、100円コーヒーの登場のころは、熱くて、持つことの困難な紙コップ、唇が火傷しそうな蓋、香りが薄く家庭のドリップコーヒーと差のない味、それでも缶コーヒーとは比較にならない喫茶店のコーヒーに近い味わいが魅力でした。そして、熱くない紙コップ、飲み口にザラツキを設けて熱くない飲み口、コーヒーもミル引きに変わり、ブレンドの変更等、各社しのぎを削って現在に至っています。
 
私が思うに、コーヒーとは面白い飲み物で、コーヒー自体も重要ですが、周りの環境により味わいが異なる飲み物も珍しいと思います。私自身、香りを重要視していますので、可能な限り、カップの蓋を外して香りを楽しみながら頂いていますが、通勤の車内ではそうは許されず、蓋の飲み口を通して頂いていました。このような中での今回の改良に感動したわけです。
 
コンビニ100円コーヒーも、人も常にリニューアルして、感動されるようにと思いつつ今日も1杯のコンビニ100円コーヒーを楽しむ私でありました。
 
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