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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2021/05/21 

Vol.55  「伝えたことと伝わったこと」  川崎 貴之

執筆 外部の皆様

伝えたと思っていたことが伝わっていなくて困ったことはありませんか?
先日、そのようなことがあって危うくスケジュールが合わなくなりかけたことがありました。
私は以前一度話したから大丈夫と思っていたものが、相手には少し違って伝わってしまっていたようでした。

昔、先輩に言われたことに、「伝えたことと、伝わったことは違う」という言葉があります。自分が伝えたと思っていても、相手が分かっていなければそれは伝えたことにならないという意味です。
まだ社会人になったばかりの頃の幼稚な反論から頂いたお怒りの言葉でしたが、印象に残っている言葉の一つです。
話したことを相手が全て理解しているものと勝手に思ってしまうことってないですか?そういう思い込みが、時にすれ違いに繋がることは往々にしてあると思います。

相手に伝えるために重要だと最近思っていることは、
①口頭と文字で伝えること
②再確認すること
③内容を相手から言ってもらうこと
の3つです。
①の口頭で伝えるメリットは相手が理解しているのか反応を伺いながら話せることで、文字で伝えることのメリットは記録を残して後で見返せることです。
実際にいつもやるとなると大変ですが、意識するだけでも多少は違うのかなと思っています。
相手にはいつも「伝わる」ように伝えていきたいと心掛けてはいるのですが、実際にはなかなか難しいですね。
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