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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2021/07/02 

Vol.57  「カップ麺のシール」  川崎 貴之

執筆 外部の皆様

最近、とある超有名なカップラーメンの包装フィルムが変更されるというニュースがありました。
そのカップラーメンは、お湯を注いだ後にフタを閉じる際、フタが開いてしまわないように包装フィルムの一部がシールになっていてフタと容器に貼り付けられるようにできています。
今回の変更ではこの包装フィルムのシール部分が無くなるとのこと。これによりプラスチック減量の使用量を年間33トン削減できるとメーカーは発表しているようです。

私の個人的な感想としては、シールをよく使っていたので無くなってしまうのは少し残念な気持ちがあります。
一方でどうしても必要というわけではないので、環境のためということであれば仕方ないのかなとも思います。
プラスチックごみの問題は世界的に避けては通れない課題になりつつありますので。

ところで、今回の変更ではシールに代わってフタを止める方法として、丸いフタ部分に2つの出っ張りを設けて容器のふちに折り込めるようになっていました。
これは単純ながら、良い改良と思います。また、今回の改良品の動画が公開されているのですが、フタを開けるシーンで裏側にネコのイラスト(出っ張り部分が耳)が現れてフフッとなりました。
こういう細かい部分で惹きつけるのは凄く良いですね。自分もこういう遊び心をちょっとだけ持てる余裕が欲しいと思います。
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