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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2021/09/17 

Vol.58  「将棋の楽しさ」 川崎 貴之

執筆 外部の皆様

最近、5歳の息子が将棋を始めました。
と言っても、まだ駒の動き方を覚えたくらいで全く勝負にもならないことが多いのですが、子供用の将棋の本を見ながら親と勝負したがったり、自分で両側の駒を動かして試合をしたり、なかなか考えてるなというのがわかって面白いです。
ただまだ一手先を読めないことも多く、意味も無く相手の駒の目の前に指したりしています。

将棋は私自身も子供の頃から好きだったのですが、あまり上手くありませんでした。
集中力や注意力が低いのか、ちょっとしたミスや見落としが多くて優勢でも気が付いたら逆転されていたり。
また、きちんとした将棋の陣形や戦略を勉強する機会も無く、その努力をあまりしようともしなかったので当然だったのかもしれません。
まあ、下手の横好きというのも悪くはないかなと思います。

しかし弱くても将棋は先を読む楽しさを教えてくれます。
一度読みがはまるとなかなか快感で楽しいですよね。戦略の幅が広いのが何と言っても魅力です。
息子も最初は勝負になかなか勝てないと思いますが、将棋のそんな楽しみを早く感じて欲しいと思っています。
いつか勝てなくなるかもしれないと思いつつ、本気で戦える時が来るのを楽しみにしているところです。
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