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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2019/05/17 

Vol.7  「あいさつ」  稲沢厚生病院 企画室長 渡邊一誠

執筆 外部の皆様

最近ちょっとしたきっかけから齢40半ばにして、子どもの頃からよく親に言われていたある事が実感として理解できるようになってきました。

それは「あいさつをしっかりしよう」です。

あまりにも当たり前なことですが、ふと今までの自分を振り返るとしっかりあいさつができていたのか甚だ疑問で恥ずかしく思う近頃です。

私は愛知県厚生連の病院で仕事をしており、来院された患者さんの受付案内をする機会があります。
やはり患者さんは病気の不安などから沈んだ表情の方が多いのですが「おはようございます」と声をかけるとぱあっと明るい表情になり色々なことを話していただけます。
この和やかな雰囲気がとても心地よく、最近のマイブームになっています。
少し打算的な話ですが、あいさつは犯罪抑止にも効果があるようで泥棒が犯行をあきらめた理由で最も多いのは「近所の人に挨拶をされた」だそうです。

仕事柄から病院経営について職員の前で話す機会もあるのですが、最近のまとめは「まずはあいさつからはじめよう」です。
先日も今春入職した職員へ「新人ができることはまず挨拶です」と話したところ一部の新入職員が笑顔で大きく頷いてくれ、嬉しい気持ちになりました。年齢や立場に関係なく、明るくあいさつを交わせる環境であれば、困難な状況もなんとかなるんじゃないかなと感じる今日この頃です。

明るく楽しく暮らしたいと思っているあなた、私と一緒に「あいさつ」から始めてみませんか?
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