前回は、地域の課題の原因について述べました。
そこで、図のようにそれぞれの課題解決のための対策を考えました。
過疎と地形の問題に対しては、ICTを使った利用者情報の共有化、効率化の劣勢とサービス不足に対しては、利用者情報の共有化とサービス担当者間のネットワーク作りをあげました。
慣習については地域社会への啓発活動"講演会や健康づくりなどの運動"を目標としました。
在宅療養してみえる方への訪問に時間がかかるので、IT: Information Technologyを使って、なんとか時間の節約を計れないか?ということを考えていました。
「小人閑居して不全をなす」ではないのですが、小生が田舎の病院へ赴任してくさってはいけないと考える殊勝な人たちがいました。
その人たちと「IT(Information Technology)まちづくり研究会」と称する会を作って、1998年から月1回長久手の「あさくま」で夕食を食べながらいろいろな議論をしていました。
その中で、
1)ITを利用した在宅医療
2)保健・医療に関するコンテンツ(DVD)の作成
3)医療・福祉・保健情報の共有化
などを検討していました。
つづく...