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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2021/03/31 

Vol.104  「地域の課題⑤ ~課題解決-コンテンツ~」

執筆 名誉院長 早川富博

次の手は、保健・医療に関するコンテンツ(DVD)の作成でした。
これには当時の副院長の中根先生とリハビリテーション科のスタッフが力を発揮して、元気アップ体操のポスターとDVD作成をしてきました。
モデルは当初、若い女性の職員でしたが、高齢者対象なのでモデルは元気な看護部長にやっていただきました。

ポスターを地域の保健師、サロンの主催者の皆さんに配布し、またへき地巡回健診にても配り、地域の集会場にも貼り出していただきました。

その当時からTVでも医療関係の番組が増えてきました。
「ためしてガッテン」、「たけしの家庭医学」などの番組が始まり、時代の方が追い付いてきました。

今や通信技術の進歩により、どこでもいつでもテレビ番組の内容(コンテンツ)がパソコン、タブレット、スマホで見ることができるようになり、時代が先に進んでいきました。

このコンテンツを作ることにより、内科健診が主体であったへき地健診に体力測定を加えてロコモ診断、そこから現在のロコモ教室へと発展してきました。
ロコモ教室は、地域づくりの基礎と考え、地域住民が主体となって開催していただき、病院のロコモ専門スタッフがサポートする形をとりました。
設楽町津具地区から始まり稲武町へと。
現在、設楽町では地域保健師さんと一緒になって自主グループとして活動してみえます。

つづく...
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