気象衛星「ひまわり」の宇宙から見た地球表面の雲の動きは幻想的です。
冬の気圧配置である西高東低では、日本海に筋状の雲が流れ、時には太平側にも太い筋状の雲となって何百キロも続きます。
この時の伊吹おろしは、北から南に吹いて、三重の北勢や名古屋、知多半島に雪が降ります。
足助で雪が降るときは、この雲が西から東に流れるときのようです。
いずれにしても天から雲の動きをみているわけですから、天気予報は当たるのは当然。
しかし、これまでの雲の流れから、これからの動きを予測するわけですから、経験がものをいうのでしょう。
今は経験値よりAIでしょうね。
話題になった太平洋を漂う軽石の動きも予測されています。
しかし一般マスコミでは、その的中率が報道されないので正確性は不明です。
天気予報は当たらなければすぐわかるので、予報士さんたちは大変でしょうね。
衛星写真と言えば、トンガの火山の写真が報道されました。
圧倒される写真でした。
火山灰や津波の被害も家単位でわかります。
凄いですね!という一方で、ここまで解像力があるのだと怖さも感じます。
天から見ている!
ひと昔でいえば、お天道様がみている、神様がみている、神の領域の技術を手に入れたわけです。
科学というのは凄い!と怖い!の両方を持っていることを忘れないようにしなければ。