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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2022/02/16 

Vol.149  「安心して暮らし続けるための健康ネットワーク研究会」

執筆 名誉院長 早川富博

今から11年前の2011年に「三河中山間地域で安心して暮らし続けるための健康ネットワーク研究会」とう長い名前の研究会を立ち上げました。

当初のメンバーは100名ほど集まっていただきました。
地域住民、地域の医療・福祉サービス関係者、それに加えメーカーの方々でした。

毎月、第3水曜日午後7時から定例会を開催し、20~30名のメンバーと情報交換をしてきました。
病院で行っている「ロコモ予防倶楽部」、「脳イキイキ倶楽部」、「院長サロン」、「整膚サロン」、「男の料理教室」、「カラオケ教室」などの実績報告、地域でサロンを主宰している方々の報告と課題の抽出など。
だれでも参加可能な会でしたので、障がい者の方々の就労支援をしているNPOなどが参加されて、小生(メンバーも)の意識改革につながりました。

毎回、ごった煮のような会でしたので、いい意味で押し付けがましくない会でしたが、逆に見れば纏まりのない、場当たり的な会議になっていました。
その中から、毎年の香嵐渓シンポジウム(勝手に命名したもの)の主題を皆さんで決定してきました。
「持続可能な地域づくり」「住みやすい持続可能な地域づくり―子育て・孫育て・村の子育て―」、「地域の移動手段 モビリティー」、「運動で健康づくり」など、著名な方を主題の講師にお招きして、その後、皆さんで議論という形で実施してきました。
10回にわたる香嵐渓シンポジウムの主題に「持続可能」という言葉がほとんど入っていました。
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