「人新世」という言葉があります。
人類が、地球の生態系に与えた影響に注目して提案されている時代のことを指しています。
その特徴は、地球温暖化などの気候変動、大量絶滅による生物多様性の喪失、人工物質の増大、化石燃料の燃焼や核実験による堆積物の変化などがあげられ、人類の活動が原因とされています。
人類の発展は、その欲望が原点であると考えられますが、これを放置し続ければ、地域だけにとどまらず、地球規模で環境を激変させることになり、持続可能な社会は望めなくなります。
欲望のコントロールと寛容、それに相互扶助(支え合い、たすけあい)の精神がより大事な時代となってきました。
持続可能な社会(地域)という言葉は抽象的なものです。
その目標達成への道はたくさんあります。
過去3回にわたってブログに書いてきた、エネルギーの地産地消(再生エネルギー)、食料の地産地消(地域愛に根差した、人々の支え合い)が今からでも具体的にできることでしょう。