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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2022/03/09 

Vol.152  「海洋汚染」

執筆 名誉院長 早川富博

持続可能な社会の続きです。

海は世界中につながっています。
海流が海の豊かさを保っています。
暖流、寒流や表層海流、深層海流の区別があるようですが、その成因には諸説があるようです。

南米沖の海水温の変化によって日本の気候への影響も言われています。
いわゆるエルニーニョ、ラナーニャ現象です。
今年はラナーニャと言われ寒さが身に応えました。
その北風吹く寒さの中でも海釣に出かけます。

とある釣行の時の出来事です。
寒い中、釣り糸を垂れて魚信を待つ。
少々釣れても魚信が無くなれば、船長は船を移動して、魚探でベイト(小魚:15㎝前後のアジ、サバ、イワシ)を探し、そこで糸を垂れます。
これを繰り返すのですが、大きく移動するときは、波をかぶるので船尾にある船室に退避します。
密を避ける人は、波をかぶらないように船べりで我慢しています。
移動後、船室から出るときに外で寒さに頑張った釣人が「重りが飛んで行ったよ!」と。
小生の釣り座は前の方でしたので、その場所を見ると、あるべき竿、リール、ロッドキーパーが消えていました!
残っているのはバッテリーだけ!
ロッドキーパーの船べりへの固定が、船の振動で徐々に緩んで、釣道具一式がすべて一緒に海のモズクになってしまいました。

唖然とすると同時に、海洋汚染をしてしまった!
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