前回、食欲という欲望を抑えることで、世界が変わる!地球を救う!と書きました。
人類の努力進歩で、余剰の食糧が生産できるようになり、それが物々交換に使われるようになり、商売が始まり、富の蓄積が始まりました。
食料生産をあげるために肥料や農薬が開発され、それが進みすぎると環境汚染につながっています。
作りすぎも行けません。
これが環境悪化。
お金さえあれば、いつでも、どこでも、なんでも食べられる。
これがいけません!
遠いアメリカから輸入されたオレンジ、美味しいフランスワイン、季節外れのイチゴ。
無駄なエネルギーを使っています。
地球温暖化の一因です。
さて個人からみると、食料が余れば、たくさん食べることが出来ます。
現在の日本ではお金があれば何でも食べ放題です(日本の食糧自給は40%以下ですが)飲み放題です。
結果、体重が増えて、肥満となって糖尿病、ひざ痛の変形性膝関節症、心臓、腎臓疾患の原因となります。
肥満は生活習慣病のもとで、医療費を増加させますし、健康寿命を短くします。
これは医療費問題と人の幸せ度問題。
人間の利用するエネルギー源はブドウ糖が主です。
この糖が低下すると空腹感が出ます。
すると食べたくなります。
周りに食べるものがあればすぐ食べます。
ここでちょっと我慢すると、下がった血糖値は調整されます。
グリコーゲンとして貯まっている肝臓や筋肉からブドウ糖が血中に供給されます。
それが枯渇すると脂肪組織から糖が作られてきますので、よほど食べなくても低血糖に陥ることはないのです。
しかし、美味しいものが食べたい!
我慢できない!
美味しいものには毒がある。
食欲をほどほどにすれば地球が救える。