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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2022/03/30 

Vol.155  「我慢が地球を救う。SDGs」

執筆 名誉院長 早川富博

健康寿命を延ばすには、食べること、運動すること、眠ること、排便することに加え社会参加が大事ですと話します。
高齢者対象の地域サロン、組のお役、地域のお祭りへの参加などが思いつきます。
社会参加すると何が良いのか?
会話ができること、お互いの理解をする、融通し合うなどのコミュニケーションが取れることで脳の活性化につながります。
都会の団地で生活(寝るだけ)してきて、定年退職するまで地域でのつながりがない男性陣は地域に入れなくて孤立します。
逆に女性陣は子育て時代から地域の人々とコミュニケーションがとれており地域に溶け込みやすいのです。
定年退職後やるべきことがなく、ぬれ落ち葉などと揶揄されたくないものです。
仕事続けることも重要な社会参加です。
しかしいつまでも定年延長ではありませんので、徐々に地域の役割を担うように移行する意識が大事でしょう。
ボランティアも重要な社会参加です。
定年退職後は自分の特技を生かして地域のお役に立つことをしたいものです。
ここで注意!自分の特技があると思い込んでいると、実は他人にはそれが鼻について出しゃばりになりすぎないようにほどほどに。
自分を見失わないように!用心用心!
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