セクシュアルハラスメント(セクハラ)にはパワハラの要素も含まれています。
上司がパワーを持って性的なことを言えば、パワハラ+セクハラです。
ある女子大学の教授に聞いたところ、教授室に教え子が来たときは必ず部屋のドアを開けておくとのことでした。
セクハラを受けたと訴えられることを防ぐためとか。セクハラを理由に単位の取得を教授に迫ることもあるとか。
パワハラやセクハラもこれからは立場が逆転するかもしれません。
ハラスメント防止には人権尊重が基本になりますが、人権の意識を常に持ち続けることは大変難しく、事例が起きた時にその情報を皆で共有することが大事であると思います。
追:
「脅し」は日常生活の中でしばしば使われています?
知らず知らずに、自分も使っているかもしれません。「禁煙しないと肺がんになりますよ」「血圧が高いのを放っておくと脳卒中になりますよ」「食べ過ぎて糖尿病が悪化すると腎臓機能が低下して透析をする羽目になりますよ」などなど、患者さんに注意喚起していることが実は恐れを惹起する脅迫じみた言葉になっていることに気づきます。
反省しながら「脅し」でない、患者さんが前向きになっていただける声掛けを心がけます。