前回「プロパガンダ」について書いている途中で、学生時代に戻った感があり、当時のことを思い出しました。
プロパガンダ以外に「アジル」「ひよる」などの短縮語がありました。
「ググる」「スタバ」「モトカノ」「エモイ」など、今は短くした言葉が若者の間で常識になっていますが50年前にもあったのです。
「アジル」とはアジテーションの略で、日本語では「扇動」となります。
人の気持ちを焚きつけて煽りたてて、ある行動を起こさせるようにすることを言います。
政治的な意味を持って民衆・大衆に向けて強く言葉で演説を行ったり、激しい文章を書くことによって人々を扇動することをアジテーションと表現します。
とくに社会不安:世の中が政情不安定になると、このアジテーションが効果を発することがあります。
世の中を攪拌してより不安をあおり、一定の方向へ行動させようとします。
アジル:アジテーション、勇ましい言葉に一部陶酔していた自分がいたように思い出します。