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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2022/08/10 

Vol.173  「面白い焼き菓子 下剋上鮎!」

執筆 名誉院長 早川富博

先日、お世話になった方と3年ぶりに旧交を温めました。
名古屋から岐阜に転勤になられ当地で活躍されています。食事場所の設定について、はじめは岐阜でという話も出ましたが、豊田から岐阜は遠く感じましたので中間の名古屋駅周辺でということに決定しました。
とある料理屋で酒を酌み合いながら(小生は胃切をしてから下戸となりましたのでノンアルで)岐阜での彼の活躍を知ることが出来ました。
半分公的な仕事に就いてみえるので、小生たちがしている地域づくりに重なりあい、地域への入り方(説明の仕方など)など勉強になりました。
小生より一回り以上若い方ですので、これからの活躍が期待されます。
同時に年をとっていく小生を知った激励していただくためにも、これから定期的に旧交を温めることを約束して、楽しい一夜は幕を下ろしました。
帰るときに彼がお土産を用意してくださっていました。岐阜の名産お菓子、玉井屋の「登り鮎」でした。
それによく見るともう一つの箱が。「下剋上鮎」という名の焼き菓子でした。
長良川の「鵜飼い」は有名ですね。鵜匠に操られた鵜が鮎を飲み込んでとる漁法ですね。
ところが「下剋上鮎」は、鵜に飲み込まれ続けてきた鮎が一念発起して、飛んで逃げている鵜の尾に噛みついている(尾を飲み込もうとしている)図柄です(下剋上)。
思わず笑ってしまいました。彼の信条を表しているのかと邪推してしまいました。
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