MENU
green

足助病院コラム

Asuke Hospital column

2022/12/28 

Vol.193  「おせち」

執筆 名誉院長 早川富博

正月といえば「おせち」ですね。
口とりの一の重、焼き物の二の重、煮ものの三の重が一般的のようです。
それぞれの料理に意味づけがあるようです。
めでたいことを表す鯛、腰が曲がるまで長生きできるように海老、子だくさんの里いも、根を張るようにゴボウなどです。
正月三が日は女房どのが働かなくても良いように、保存のきくおせちが作られたとか。
便利になった現在では、おせちは買うものです。前もって注文をしておけばOKです。
和洋折衷でローストビーフあり、生ハム、エビありです。
最近では冷凍された「おせち」が年末に宅急便で届きます。
それを冷所に置いておくと大晦日から正月に食べることが出来ます。便利ですね。
「おせち」と言えば、黒豆、田作り、昆布巻き、数の子、きんとんが定番だと思うのですが、どうでしょう。
我が家ではこれら5種は手作りです。女房にお願いして作ってもらってます。
黒豆をコトコト煮ながら、一方で数の子の薄皮を剝いてだし汁に。
昆布巻きの芯にはハゼが良いのですが、単に芯のない昆布になることもあります。
田作りは固くて歯がたたなくなりますが、しゃぶるだけでも良いですね。
きんとんは栗にサツマイモ。
毎年のことですが、伝統を継承することは大事ですね。
女房から娘に上手く伝わるでしょうか?
コラム一覧へ戻る