MENU
green

足助病院コラム

Asuke Hospital column

2023/05/24 

Vol.214 「名誉院長サロン]

執筆 名誉院長 早川富博

「名誉院長サロン」と称する井戸端会議風の集まりを、
毎月最終火曜日の午前11時から1時間という短い時間で開催しています。

いつも女性中心です。男性が1名参加していただいたことがありますが、やはり孤軍奮闘の感は否めません。
女性は多弁ですね。おひとりが発言されれば、皆さん「そうだ。そうだ」との相槌。
「私んところは・・・・」などと話が繋がっていきます。
そしてどんどん違う方向に行くことも多々あるので、途中で司会役の小生が軌道修正をいたします。
それでも夫婦の話が盛り上がりますね。どこから嫁に来たのか、連れ合いとの馴れ初めは、嫁としての苦労話、などなど。

婿取りの方がおみえになるので、どこから婿をとったのか?
どのように婿が決まったのか?
数々の疑問が小生の中に湧き出て来るので、矢継ぎ早の質問になります。

婿取りの秘訣は?とお聞きすると、
「それは自分のところの親が良いからですよ。それと本人もね!」と言われます。
おっしゃる通りですね。婿取りの家族は3世代同居が多いという感覚です。
山間地域の人口減少が問題になっています。婿取りはこの課題解決の一つの方法でしょう。

サロンですが、飲み物は各自持参です。
最近は皆さん飲み物以外にお菓子、飴などを持ってみえてお互いに分け合ってみえます。
お菓子一つを題材に縦横無尽の話が出来ます。
何故、この菓子を選んだか?自分が好きだから、売店に売っているから、旅行に行ってきたお土産だから、などなど。
お土産ならば、何処へ、誰と?楽しかったことなど、話が拡がります。
参加者自ら質問します。院長サロンを始めた当初の目論見通りとなります。
ほぼすべての参加者が思い思いに話をされるようになり、話の交通整理が小生の役割となりました。
10年以上たって望ましい方向になりました。

これを読まれた方々、是非参加を!毎月最終火曜日午前11時です。

コラム一覧へ戻る