「チョコレート」、今はポピュラーなお菓子の一つです。
「チョコレート」を初めて食べたのはいつのことか?
小学生の低学年の頃か。
確か「カバヤ」のチョコであった記憶がある。
1口サイズのチョコで、チョコレートと言わずに「チョコ」であった。
一個5円か10円で買えただろうか。
だろうかとは、当時の小遣いがそれぐらいであったからと推測している。
小生の中で「チョコ」が「チョコレート」になったのは、「ガーナミルクチョコレート」が発売されてからだ。
それまで、ガム製品メーカーの「ロッテ」が、新しくチョコレート販売を始めた最初の製品が「ガーナミルクチョコレート」であった。
当時、「ロッテ」はテレビ番組「歌のアルバム」のスポンサーで、番組中に司会の「玉置 宏」がお口の恋人「ロッテ」提供と口上を言いながら、「ガーナミルクチョコレート」の宣伝をしたことを記憶している。
包み紙を何枚か集めて「ロッテ」に送ると何かが当たる!という宣伝につられて、「ガーナミルクチョコレート」を食べたものです。その後「ロッテ」は「ラミーチョコレート」「バッカスチョコレート」「アーモンドチョコレート」など、次々と商品を発表しています。
しかし、当時のチョコレートの老舗は「明治製菓」― 今は「MEIJI」でした。
同じミルクチョコレートでも苦み走った大人の味?でした。
子供向けの「カバヤ」と大人の味の「明治」の中間層を狙った「ロッテ」の戦略が当たりました。
60年まえの話です。
大人になった現在の小生は、やはり大人の味の「MEIJI」製品を好んで食べています。
チョコレート効果、カカオ72%。
ポリフェノールで老化を予防する、美と健康を考えた、といううたい文句にのせられて!
(実はMEIJIさんとは明治製菓と合併する前の明治乳業の研究者と共同研究をしていた関係がありまして、ヨーグルトやチョコレートを良く頂戴していました。)