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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2023/09/13 

Vol.230 「熱中症」

執筆 名誉院長 早川富博

今年の暑さは特別ですね。

8月下旬で豊田市の猛暑日が連続35日を超えたようです。
昔はお盆過ぎれば熱さも一休みと言われたものですが、9月になってもまだまだ猛暑です。
雨の降り方も偏って、局所的なゲリラ豪雨などという」言葉が出てきました。
気象については小林院長の分野ですので、これ以上言及はしませんが、釣り師として一言。
夏になれば下火になる「イサキ」が8月下旬にも釣れてます! 
しかし、夏の名物太平洋のスルメイカの群れが少ない!やはり異常気象の影響でしょうか!

さて表題の「熱中症」、今年も多かったですね。
「熱中症」の主原因は脱水状態になって、体温調節ができなくなる状態です。
体中の水分は体重の約60%と言われます。
その2/3は細胞内に、残りの1/3が細胞外(間質と血管内)に存在します。
暑いと体温下げるために汗を大量にかきます。

初期に血管内の水分が喪失して、血圧低下傾向となり「めまい」などが出ます。
ここで日陰で休んで水分補給をすれば戻りますが、もうちょっと草取りをしたいと欲を出して頑張ると、体温が上昇して「熱中症」で病院へ運ばれることになります。
点滴をすれば改善しますが、状態が進んでいると腎不全や多臓器不全になる方も見られるようです。
軽いうちに休む! 欲を出して草取りしても、「熱中症」になっても誰も褒めてくれませんね。

毎日暑い日が続いています。9月いっぱいは「熱中症」に気をつけましょう。
前駆症状の脱水状態は、尿量が十分でない(1回に150ml以上)、尿が濃い、前日より体重が減っている、などが目安になります。
毎日風呂上りに体重測定してください。

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