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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2023/09/27 

Vol.232 「太刀魚」

執筆 名誉院長 早川富博

前回に続いて魚の話です。
今年の夏は「太刀魚」が盛況です。他が釣れないから目立つだけか?

「太刀魚」は字のごとく刀の形をしているので「太刀魚」と言います。
鱗はなく、釣り上げた時は綺麗な銀色です。まさに太刀。
胴体からスーっと細くなってテイルへ。良く動く銀色の背びれがまた綺麗ですね。
しかし顔は獰猛です。目はギョロ、大きな口と鋭い歯。
これで噛まれたら一瞬にしてお陀仏です。

大きな太刀魚(1m以上)を誰が名付けたか「ドラゴン」と言います。
龍を彷彿させる立派な太刀魚です。「ドラゴン」級が釣れれば大満足です。
ゆっくりと電動リールを巻き上げていると、カツ、カツっとあたりが来ます。
そのまま巻きが得ているとぐぐーと引き込みます。
そこで合わせると手ごたえ十分の重さを感じ、暴れるドラゴンの引きが楽しめます。
このカツ、カツっ、ぐーっとのあたりのために太刀魚釣りに行ってます。

太刀魚の食べ方は、三枚におろして、炙り刺身、てんぷら、竜田揚げ、塩焼きなどがあります。
新鮮なものなら何でも美味しい!太刀魚に大葉と梅肉をのせて巻いたてんぷらに挑戦しました。
美味しいことこの上なし。
だから釣りがやめられない。
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