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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2019/09/18 

Vol.24  「脱水」

執筆 名誉院長 早川富博

高齢になると「脱水」になりやすい。
体の60%は水です。
水で体はいつも洗われているのです。水分飲ん、汗かいて、おしっこに出る。
水分をとるのは口から飲むしかありません。
水分が出る方は、おしっこ・便・汗・呼気があります。
汗と尿量は普通に理解されてますが、吐く息(呼気)にも水分は含まれています。
この出ていく量は、呼吸数や空気の乾燥程度によって変わります。
汗も湿度によって左右されます。
便中水分も重要です。普通便の水分量は多くありませんが、下痢をしている場合は、多くが水分であり、これによって「脱水」になります。
腸炎で下痢して、嘔気があり食べられなければ、容易に脱水となります。
昔むかし、小生が大学生の頃、陸上部に属していました。
胃腸風邪で、微熱と下痢していたので、「練習を休みたいのですが」と先輩に言ったら、
「風邪ぐらい、走って汗かけば、下痢も治る!」と、今から思えば大変乱暴なことを言われたことがありました。
確かに若い時は、汗かけば体が脱水になるので、大腸が一生懸命に水分を吸収して、下痢が治るかもしれませんが、一歩間違えば大変なことになりますね。
ちなみに先輩も医学部の学生でした。
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