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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2023/12/27 

Vol.245 「テレビ」②

執筆 名誉院長 早川富博

前回はテレビ放映されたドラマの話でした。
今回はテレビ漫画、今でいえばアニメーションです。

「鉄腕アトム」「エイトマン」「鉄人28号」が代表格でしょう。
少年マガジン、少年サンデーなどの週刊漫画誌に連載されていた漫画のアニメです。
「鉄腕アトム」を知らない人はいないでしょう。

「エイトマン」もロボットでしたが、殉職した刑事の人格と記憶が電子頭脳に移植して出来上がった、いまでいうアンドロイドかサイボーグか。
当時のアニメでは、走る「エイトマン」の足は渦巻で表現されてました。
現在のアニメと違って稚拙でしたが感覚としては伝わってきました。
人気のアニメ「エイトマン」を提供するメーカーはふりかけの丸美屋でした。
ふりかけを買うと中に「エイトマン」のシール入っているので、良く買ってもらいました。
懐かしい思い出です。

カラーテレビの普及に、平成天皇であった裕仁皇太子と美智子さまのご結婚が貢献しました。
その後東京オリンピックが続き、晴天の開会式当日は休日となり、美しい青空に描かれた五輪マークが映し出されたテレビに見入った記憶があります。

あれから60年。
テレビは大型化、映像の鮮明さや美しさが進化してきましが、若い人はテレビを見なくなってきました。
内容(コンテンツ)の問題でしょうか。
テレビ放映局は地上波だけでも7つ、BS放送を加えれば15以上にもなり、内容は多岐にわたるはずなのですが、同じような番組が競ってますね。
ワイドニュースはコメンテーターが勝手なことを言いっぱなしです。

テレビ番組も栄枯盛衰。ドラマも歌番組、スポーツも同様です。
テレビのニュース番組から情報を得るのですが、そのための道具としてはスマホの方が優れています。
手っ取り早く、いつでもどこでも見られるので当然でしょう。
スマホからトレンディ―な歌、服装、考え方など自由に取れてしまいます。

しかし、あの小さな画面をずっと眺めていると本当に目が疲れます。年のせいでしょうか?
やはり年末年始は大型テレビで「紅白歌合戦」、「箱根駅伝」を楽しむことにしましょう。

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