最近、足助中学でも不登校の生徒が増えていると聞いた。
少人数の小学校からの生徒に多い?という話を聞いたが、本当だろうか?
年間30日以上学校を休んだ生徒を不登校とすると、小学生は約10万人、中学生は約20万人、高校生は約6万人と報告されています。
不登校の原因は複数の要因が重なり、また個々人でそれぞれ違うということです。
だから対応が難しいのでしょう。
要因の一つに少人数小学からの大勢の生徒のいる中学校へ進学するとコミュニケーションがうまく取れないことも考えられます。
しかしながら、これまで少人数教育の方が教育効果は相対的に優れているというのが一般的な理解でした。
この話題について連れ合いと議論していて、別の要因を考えました。
それは小学校と中学校の自由度の違いです。
例えば小学生に制服はありません。
髪型や飾りもとりたてて規制もありません。
小学生も5、6年生になると、特に女子は可愛い髪形や可愛い服装を好むようになります。
思春期は5、6年生から始まっています。
その自由意志が中学に入ると、洋服は当然制服、髪形は○○、スカートの丈は膝まで、ソックスの色は白、などなど規則のオンパレードです。
子供の自由に選択する自己決定権(人権の大事な一つ)はありません。
これでは心が不自由になってしまいます。
学校が楽しい場所でなくなるのは当然でしょう。
中学生を規制で縛り付ける理由に、不良にならないようにするためだとか、ある先生が言われたとか?
中学生は多感な時代だから不良に引き込まれないように正しい服装、正しい髪形を指導するのだと! なんという時代錯誤な!
多感な時期だからこそ、子供の意思を尊重することが大事なのに、何か勘違いしてますね。
ただし、子供の意思を尊重することと、わがままを認めることとは違います。
意思を尊重することは子供の権利を尊重して、十分な話し合いをすることです。
面倒ですがこれが一番大事ですね。