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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2024/05/08 

Vol.263 「ジャガイモ」

執筆 名誉院長 早川富博

「ジャガイモ」を今年も植え付けました。

ジャガイモの種類はたくさんありますね。
男爵 · メークイン · キタアカリ · インカのめざめ · インカのひとみ · ベニアカリ ..などなど。
煮崩れしにくいメークイン、ほくほくの男爵とそれぞれの特徴があるようです。

毎年、ジャガイモの植え付けの時期が遅れてしまいます。
今年も気が付けば4月に入ってしまい、慌てて種芋を買いに行きましたが、すでに時遅し!足助のJAに種芋はなし。
あいち尾東日進店に行ったところ、種芋を発見!

しかし、種芋は大きな段ボールに入れられて1Kg200円で売れれていました。
キタアカリを選びましたが、よく見ると種芋は誰かの顔と同じくシワシワ!
さらに、すでに目が出始めていました。
お客さんが選ぶときにかき回すのか、その芽が欠けている状態!
こんな状態で大丈夫かと思いましたが、キタアカリを20個購入しました。

雨降る前に畑を耕し、苦土石灰を1袋混ぜておきました。
1週間後の4月7日に畝を切り、下肥に鶏糞を入れてから、種芋を半分に切って灰を付けて植えました。
翌日は雨が降っていい塩梅でした。

芽が出てくるか心配してましたが、4月19日に小さな芽が土を除けて顔を出しました。
3日経つと6割がた発芽しています。
経日的に芽が増えてきます。それを眺めるのが楽しいですね。

ジャガイモが育ち始めたら、芽かきの心配をしなければなりません。
一株立ちか二株立ちか?芽をかくときに種芋の部分を抑えて綺麗に芽かきをすることはなかなか難しいものです。
その後、土寄せを2回ほどすれば後は収穫です。

収穫は人でが必要ですので、研修医がその任に当たります。
足助病院でしか経験できない大切な研修事項です。
今年も梅雨前に収穫できるでしょう。乞うご期待。

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