「正月」といえば初詣とおせち、お雑煮ですね。
子どもの頃は、檀家寺の除夜の鐘を聴いて、時には撞いてから、親父について(兄も一緒)地元の神社に初詣したものです。
暖冬と言われる年でも、元旦の朝は寒いもので、神社では大きな焚火が焚かれて、氏子の皆さんは初詣を終えると焚火の周りに集まりお互いに新年の挨拶を交わし合ったものです。
大人たちはお神酒を頂きながら、楽しんでいるようでしたが、子供としては、頑張って夜中に来たものの、早く帰って一寝入りして、お年玉を早く貰いたい一心でした。
初詣から帰ってから、雑煮を頂きます。
おせちは母の手作りでした。
黒豆、昆布巻き、田作り、などでした。
高級な数の子はあったのか記憶がありません。
雑煮は醤油味で四角い切り餅でした。
餅は12月30日に家族近所総出でついた餅です。
餅粉で延ばした後、包丁で切ります。
この時、大根は必需品です。
餅で汚れた包丁をきれいにするために、包丁で大根に筋目をいれて、包丁の余分についた餅を取り除くのです。
雑煮の具材は薄いかまぼこと白菜だったようです。
この白菜が甘いのでいまだにその味が忘れられません。
食べる直前におかかを少々振りかけます。
最近10年の我が家の元旦の朝食は、お雑煮におせちを家族6人(小生と連れ合い、娘夫婦と孫2人)でいただきます。
おせちは冷凍ものの取り寄せたものと連れ合いの手作り、黒豆、数の子、栗きんとん、田作り、昆布巻き(最近は手作りがなくなりました)です。
忘れてました。
朝食前にそれぞれの今年の抱負を述べ、朝食後に孫たちにお年玉を配ってました。
同居の孫2人は社会人ですので、この2年はお年玉なしです(楽になった)。
小生の抱負は毎年同じです。
家族の健康と安全、世界の平和です。