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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2025/02/26 

Vol.305 「フグ釣り」

執筆 名誉院長 早川富博

前回、トランプ大統領について書いたので、気分転換で得意の話題にします。

冬場の釣りはフグ釣り、ヒラメ釣りが主体です。
冬は天候が荒れるので釣行は本当にきついですね。
それでも飽きずにめげずに出かけるのが釣り師です!

昨秋のカワハギ釣りから冬場のフグ釣りになりました。
仕掛けは以前紹介した「カットウ」です。
フグは寒くなり水温が下がると底にいるようになるので、底どりとゼロテンションをキープすることが大事になります。

しかし、これが難しいのです。
冬場の海は風が強い日が多いので、波とうねりでかなり揺れます。
平均2-3m上下するのです。この状態で底どりとゼロテンションを保つのは至難の業です。
ゼロテンションを保つことが難しいので、アタリがほとんど解りません。

このような状態の時は、仕掛けが着底したら、数秒待ってアタリを感じなくても「空合わせ」をすることになります。
その間隔が5~10秒ぐらいでしょうか。日によって異なります。
アタリはもぞもぞとした感覚が釣り竿から手に伝わります。
それに合わせて引っ掛けるように合わせると竿が重たくなり、ぶるぶるとフグが抵抗しながら上がってきます。
この瞬間が楽しみで釣をしています。

洋上に6時間ぐらいいるのですが、この瞬間、少ない時は4~5回しかありません。
10回以上あれば満足、20回以上あれば大満足です。
「カットウ釣り」は常に竿を動かしているので、立ちっぱなしで腕の運動が半端ないですね。
翌日の筋肉痛は保証されています。
翌々日も!

先日の釣果はヒガンフグが3匹でした。
悪天候の中で頑張ったのに、満足には程遠い結果でした。
リベンジ!

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