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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2025/04/09 

Vol.311 「釣りのジンクス」

執筆 名誉院長 早川富博

相変わらず釣りの話。
今年の冬の釣りは天候に恵まれませんでした。
風の強い日が多く、波とうねりに悩まされました。
泳がせではゼロテンションを保てないのでアタリが解らない、挙句の果てに根掛かり!
なかなか上達しません。

根掛かりで仕掛けを失うのを恐れては釣果に繋がりません。
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」です。
しかし根掛かりは本当に悲しい!

フグのカットウ釣りでも同様です。
根掛かりが外れたかなと感じるが重いものが釣れてきます。
海底にあった貝殻、またはロープ、切れた釣り糸が絡んでくることもあります。
以前蛸釣りの時にリールと竿が上ってきたことがありました。

小生も2回リールと竿を海へ奉納しておりますので、どなたかが釣り上げてくれたかもしれません。
釣り師はジンクスをかつぎます。
道具は当然ですが、着ていくもの、食べ物など。
小生の持参する食べ物はアンパン1個、総菜パン1個、愛妻手製のおにぎり1個、魚肉ソーセージ1本、バナナ2本。
飲み物は、自宅でThermosに入れてきたコーヒー、お茶250ml(夏場はペットボトル3本が最低です)甘いお菓子数点。

これらを洋上にいる間に食べます。
始めに釣れないと、バナナ1本食べます。
すると不思議に釣れるのですね(これがジンクス)。

昼前におにぎりとソーセージで締めます。
この間にパンとバナナを挟みます。
しかしジンクスを守っても釣れない時は釣れない!
潮目が良い日であっても釣れない時は釣れない。
しかしながら天候が悪い時の方が、大物が釣れる感じがしています。

いずれにせよ陸上に比べ海上は常に風が強いのです。
波とうねりに負けない足腰の鍛錬が必要。
立位で釣りが出来なくなれば寂しい。
お年寄りはほとんど座位での釣りです。
小生もお年寄りですが、何とか立って釣るように心がけています。
体幹を鍛える運動になります。
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