3月19日夜半からの大雪で豊田市東部から設楽町にかけて広い範囲で停電となりました。
湿った重い雪による電線の断線、倒木による断線が原因でした。
19日の早朝から停電しました。
病院は8時36分に停電しました。
すぐに非常電源に切り替わりましたが、節電が必要となりました。
電子カルテは作動できたので外来業務は何とかできて、患者さんへのご迷惑は最小限に食い止めれましたが、入院患者さんには大変ご迷惑をおかけしました。
廊下、階段は薄暗く、トイレも暗闇の中で用を足すことになりました。
病院の南棟は非常用電源がないので寒くて電子カルテもパソコンも使えず、外来で仕事することになりました。
昼すぎても復旧の見通しが立たないので、夜を迎える前に灯りの手当てと患者さんの清拭のために湯沸かし用の卓上コンロなどが用意されました。その心掛けのお蔭でしょうか、6時過ぎには電気が復旧しました。
しかし足助の奥の大多賀地区の停電復旧は21日朝までずれ込んだようです。
春先の大雪による停電はこれからも問題になりますね。
停電時の対応として、発電機、蓄電池の装備を持って非常用電気として使う(太陽光発電も含め)方法と、電気に頼らず生活を工夫する方法がありますね。
電気に頼らずとなると、まず暖房!温風ヒーターはだめで昔の石油ストーブが必要ですね。
次に水。
水道があればいいのですが、電気モーターで水が供給されるマンションなどは水が出なくなる可能性があります。
食物は買いに行けますが、コンビニ、スーパーでは冷蔵品が早くなくなる可能性があります。
自宅でも冷蔵・冷凍品がダメになりますね。
MYパワーの勧めで、太陽光パネルのあるカーポートと蓄電池を設置していた病院職員から、今回の停電時に大変役に立ったと感謝されました。
今回の停電だけでなく、地震、大雨、大雪などの災害時に起きると想定される生活に直結する課題を想定して対応することが大事だと痛感しました。
とくに情報の共有(通行止めの箇所、停電の状態など)、それに基づく助け合いが必要です。
大多賀では独居老人が多いので、役員さんが朝晩確認に行かれたと聞いてます。