相変わらず釣りの話。
もう一つの鯛釣りの新しい釣り方に「鯛サビキ」というのがあります。
従来、瀬戸内海でやられている釣り方のようです。
サビキというのは銅付き仕掛けで、舌に重りがついている仕掛けです。
軸になる糸(ハリス)にエダスという、まるで枝のような糸(ハリス)に針のついたものがたくさん取り付けられているものを言います。
下にある錘で海底を突くことから銅突きとも表記されます。
サビキ釣りは主に小魚(あじ)を対象に釣る仕掛けです。
針の根元に翅に擬したものがついているのが普通です。
このサビキが鯛釣りにも応用されています。
エダスの長さは40~50㎝で針にサバ皮が巻いてあることも、光に反射する素材がついているものもあります。
6~7本エダスがあって、仕掛けを海底に落としてからゆっくりと巻き上げてくると鯛があたってくるのです。
タイラバは1つの仕掛けですが、鯛サビキは数本の仕掛けがあることになります。
効率が良いと思いがちですがなかなか!大きな鯛は望めません。
まだ東海地方ではポピュラーでないので、釣具店でも仕掛けがそろっていません。
メバル、カサゴ釣りの仕掛けを流用することも必要かも?
先日、手作りをして釣行に臨みました。
しかし結果は撃沈!坊主でした。
市販の仕掛け+エビを付けて試みると、根魚のハタが2匹釣れました。
針に就ける毛や皮を工夫する必要がありますね。
この工夫が楽しくなれば、小生の釣り好きも「病膏肓に入る」となってしまいますかな。