足助病院コラム

今年もジャガイモを３月２９日（土）に植えました。
皆さんからは早く早くとせっつかれましたが、いつも通りの日程になりました。

ちょうどその日午前１０時半に、巴の里家族会の方からお話を頼まれていたので、その前に実施しました。
２週間前には苦土石灰を撒いてありました。
病院の改築以来ですので１０回目の連作になります。
大丈夫でしょうか？連作障害が今年こそ起きるか？と毎年冷や冷やしていますが・・・。

いつもはキタアカリを作っていましたが、今年は男爵にしました。
ポテトサラダが大好きなので、基本に立ち返り男爵としましたが、畑が小さいので農協で１箱（段ボール、昔は網に入っていたものですが、上品になりました）で良いと思って購入しましたが、いざ明けてみると種芋は十数個しか入ってませんでした。

小さい畑ですが３列植えると、１列に１数個、半分に切っただけでは足らないことに気づきました。
うむー、大きめの種芋は芽の出ているところを選んで３分割にしました。
切面に訪問診察した家庭から頂いた藁灰を十分につけて植えました。

３等分された種芋は小さく、果たして芽が出るかとても心配でしたが、翌日は慈雨！
段取りが良いことでした。
毎日のように畑を見ていると、職員が「先生、何をしているんですか？」「ジャガイモの芽が出てくるか心配で見ているんだよ」

２週間たっても芽が出てきません。
２０日目に土の割れ目から小さな葉が覗いていました。
良かった！　でも安心はできません。まだ一つのみですから。

しかし夕方になると続々と芽が出ていました。
しかしまだ安心できません、４週間たった。
４月２５日には９割がた芽が出ました。
これでやっと安心、後は芽かきをうまくして追肥、土寄せをすれば良いだけです。
今年は美味しいポテトサラダを食べるぞ！