「年ですから・・・」よく聞くフレーズです。
「年のせいだから!」よく使われますが、聞きたくない言葉ですね。
「年ですから・・・」は自分が他人様に言う言葉で、やや自己否定的、または謙遜、言い訳に使われますね。
諦めの気持ちの表現ですが、反面、相手から
「80歳には見えませんよ!」「そんなことはないですよ、まだ若いじゃないですか!まだまだやれますよ。」
などの言葉を望んでいる節もあります。
女性に多いでしょうか?!
謙遜される方に、まだ若い、若く見えますねというと、ほとんどの人が笑顔になります。
「年には見えませんね」「若く見えます」という言葉はいつ聞いても気分がよくなりますね。
魔法の言葉かもしれません。
「年には見えませんね」とはどういうことか?
人は生まれてからすぐに老化が始まります。
年齢とともに心身は成長していきます。
個々の成長の違いは青年期まで大差はないのですが、30代以降はその違いが大きくなってきます(標準偏差が大きくなる)。
この違いが良い方にあれば「年には見えませんね」になります。
違いが下向きになれば「年より臭く」なります。
加齢とともに聴力、視力は低下しますが、この領域は補聴器、眼鏡(手術)で何とかなります。
皺やシミが増えることに抵抗することはなかなか難しいですが、女性陣、最近は男性も化粧品で抗加齢に努力してます。
加齢とともに低下する代表的なものは筋力です。
とくに足腰の筋力低下が問題となります。
転倒に繋がるからです。
ちょっとした段差につまずいて転ぶ、階段で足をあげたつもりが不十分、蹌踉けて転倒など、骨折に繋がります。
骨折はADL低下に直結します。
これに抵抗するためには日頃から筋力を鍛えなくてはなりません。
ロコモ予防をして姿勢よく歩く姿は若々しいです!
目指しましょう!