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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2025/10/15 

Vol.338 「泳がせ釣り」その①

執筆 名誉院長 早川富博

コラムの話題に困ったときには釣りの話。

船釣の中に、「泳がせ釣り」という方法があります。
ヒラメなどの大物釣りの方法です。「泳がせ釣り」という名前ですから、針(孫針付き)を付けた魚を餌として泳がせて、大物がこれに喰らいつくのを待つ釣り方です。
ベイト(餌)の小魚は鯵、鰯、鯖などです。
大きさは12~20㎝です。ベイトは鼻か上あごに主針、背中か腹に孫針をかけます。
足助病院コラム

11月からのシーズンになるとベイトの鰯が釣り船で用意されているので楽ですが、シーズンオフの夏には、まずベイトをつらなければいけません。
鯵、鯖が中心になりますが、これを調達するのが結構大変です。
30分で済めばいいのですが、2時間近く船でベイト探しをすることもあります。

ベイトが十分調達できると、本番の「泳がせ釣り」です。
ベイトを優しく掴んで鼻と腹に針をかけて、ゆっくりとそこまで落とします。
そこから少し上げて待っていると、ベイトの鯵が暴れることがわかります。
近くにヒラメがいるのでしょう。

しばらく待つとベイトである鯵が喰われてロッドの先が海面に沈みます。
そこからもう少し待って大きく穂先が沈み込めば、大きく合わせて釣りあげます。
文章にすると簡単ですが、この間のやり取りは30秒から1分間ぐらいかかります。

このやり取りが楽しいので、釣り、止められません!
釣れれば楽しいので次回も!
釣れなければリベンジと称して次回も!
釣り、止められません!
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