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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2025/12/17 

Vol.347 「マルチの種類」

執筆 名誉院長 早川富博

前回「マルチ」の効用について書きました。

マルチには有機と無機があるとのこと、有機は藁、もみ殻、腐葉土のことで昔から使われていました。
エンドウ豆の冬越のために藁を敷いたことを思い出しました。
またもみ殻を敷いたこともあります。
腐葉土は害虫が付きやすいのであまり使用しなかった記憶があります。

藁、もみ殻はいかにも土壌の保温・保湿に適してますね。
雨の土削りにも有効な感じがします。
しかしもみ殻は風に飛ばされやすい感じがします。
藁では雑草が間からできる気がします。

今は、もっぱら無機(ビニールなど)マルチが主流ですね。
今回、勉強してみるといろいろな種類があることを知りました。
まず、色の種類で黒、透明、シルバー、茶など、目的に合わせて使用されるようです。
厚さもあります。
幅と穴の数によって表示が決まっているようです。

しかしマルチのデメリットもあります。
値段がかかる?一巻き50mで500円ほどですから、家庭菜園で一回に4-5mしか使わなければ10年は持ちます。

保温保湿の特性が逆に害虫・細菌増殖の原因になることも予想されます。
一番は後片付けですね。
細かく刻んで土に漉き込むとよいと書いてありますが本当でしょうか?
春先に向けてよく勉強する必要がありますね。
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