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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2026/03/04 

Vol.358 「誕生日―後期高齢者」①

執筆 名誉院長 早川富博

3月4日誕生日でした。
後期高齢者になりました。

小生の患者さんたちの年齢に近づきました。
皆さんの気持ちが少しずつ解るようになってきました。
後期高齢者になるといろいろなことが変わりますね。

まず自動車運転免許証の更新手続きです。
初めに警察署で認知症でないことの証明が必要となります。
記憶力の検査をします。
2週間後ぐらいに結果通知が来ます。

その証明書には「認知症のおそれのある」基準に達しませんでした、という文言が記載されていました。
難解な文章ですね。
認知症ではありません、とは医師でないのでかけないようです。

とりあえず認知症の恐れがないので、次に自動車学校で後期高齢者講習を受けます。
2時間弱の中身は、実地運転と視力検査でした。
実地の運転は、昨今の高齢者自動車事故として有名となった、ブレーキとアクセルの踏み間違い事故を起こさないための練習があります。
10cmの段差をアクセルを噴かせて乗り越えてから直ちにブレーキを踏むというものです。
これがスムースにできれば、コンビニに突っ込まなくて済みます。

次は視力検査です。動体視力検査として遠くから近づいてくるランドルト環の切れている向きを答えるものです。
対向車のライトによる羞明の時の視力も見ます。

最後は視野検査です。
小生は185度でした。
横水平に広げた両手が見えるということです。

これが狭まると運転中に見ている中心以外、すなわちわき道から飛び出てくる子供などに気づかなく危険があります。
スピード出れば出るほど視野は狭くなるので注意が必要です。
頑固な人ほど視野狭窄!と言いますから、ゆったりと運転することが大事ですね。

この講習の終了証明書を手にしてやっと警察署で免許更新の手続きができます。
この講習費用は自動車学校によって違いますが、公的な平針へ行けば安くできます。
ちなみに小生の行った学校は8000円でした。
高い?
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