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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2026/07/15 

Vol.376 「日進月歩」

執筆 名誉院長 早川富博

先日、とある学会のメインシンポジウムのシンポジストに推薦されて発表をしてきました。

テーマは「2040年に向けて健康寿命をさらに延伸するための戦略は何か?」で小生は「中山間地における健康寿命延伸の試み-へき地中核病院を中心に-」という題目で「健康寿命のばし隊」の内容を話しました。
他のシンポジストは、脳血管外科の脳卒中の予防、循環器内科の心不全の予防、歯科からの貢献、予防から医療まで、切れ目のない対策、などが発表されました。

中でも脳血管外科における動脈瘤治療についてのお話は、一般内科である小生には刺激的でした。
医療分野の診断技術、治療薬、手術方法は、まさに日進月歩で、数年経つと自分の持っている知識が如何に古いかを実感します。
脳動脈瘤の手術に関していえば、開頭してのクリッピング、血管内からアプローチするコイリングぐらいしか知らなかったのですが、細い血管内にステントを入れて、動脈瘤に圧がかからないようにすることで、瘤自体が小さくするという方法です。

日進月歩とはゆっくり進むのではなく「変化が早く、進歩が目に見える」状況を指します。
医療を含む科学技術の領域は「日進月歩」です。
AIがそれをもっと早めるかもしれません。
自身の知識のリニューアルを常にしておかないと適切な情報を患者さんに伝えることができません。

しかし膨大な最新知識を調べてリニューアルすることはほとんど無理です(年齢だけではありません)。
AIに頼るしかありません。
スマホで簡単に適切な治療方法が調べられます。
AIに依存するしかありませんね。
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