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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2019/05/22 

Vol.8  「ゲーム」

執筆 名誉院長 早川富博

少し前まで、何人かで楽しむゲームといえばトランプやUNO、人生ゲームなどであった。
それからインベーダーゲームを経験してテレビゲーム、今やスマホ・タブレットでのゲームが主流だ。
地下鉄の中で、一心にスマホでゲームしている人をよく見かける。
文庫本を読む人は少ない。高校生の孫はスマホで友達とゲームをしている。
同じゲームを共有して戦っていると聞いたが、ICTの発達の結果か。
今や家庭でWiFiは普通になっているので、休みになると4―5人の友達が集まって騒いでゲームをしている。
ポテトチップスと炭酸飲料を飲みながら。注意しても無駄である。
視力低下が来てから気づくのであろうが、後悔先に立たず。
孫であるからしっかり注意したいが、自分が高校生時を思い出せば、親に注意されてもやめられなかったことが多かった。ゲームではなかったが・・
彼らは何時になったらゲーム離れするのであろうか。
地下鉄でスマホゲームしている人たちは大人だ。
悲しいかなゲーム中毒から離脱できない証拠である。
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