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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2020/10/14 

Vol.81  「コロナ禍とスマホ」

執筆 名誉院長 早川富博

コロナ(COVID 19)禍と言われて半年以上が過ぎてしまいました。
当初よりコロナ感染の特徴が少しずつ明らかになり、新生活の様式も変わってくる可能性があります。
これまで各界の対応を見てみると、専門家が言うことに過剰に反応しているところ(専門家がオオカミ少年に成っている)、過小評価をするところがあります。
過剰に反応しているとことは教育界でしょうか?マスクをつけての登下校はなくなるようです。
換気の良い道路を同じ方向を向いて歩いているので、子供たちが大声を出して遊ばなければ感染の危険は少ないでしょう。
先生たちが大変です。教室の机などのアルコール消毒、トイレ掃除などもされているようです。環境清掃はやってもきりがないのです。
トイレのノブなどの消毒は効果があるかと思いますが、手すりとか机は消毒しても意味がないように思います。COVID 19は飛沫感染が主体ですから。
散歩するときにマスクをしている人をよく見かけます?
都会の混雑している歩道を歩くときには必要でしょうが、ほとんど人に会わない足助では意味がありません。
マスクをするのは人と会って話するとき、それも2m以内の近くで話するときにすればいいのです。
マスクをしてランニングしている人を見かけますが、自殺行為ですね。
大声で話し、笑って、食べる行為が感染を起こしやすいのです。それ以外であれば会食も問題ないように思います。
人が集まる会合はほとんど中止されています。1-2か月は問題なかったのですが、半年も続くと人はうつ傾向になってきます。
事実、ご高齢の方の楽しみ会などがすべて中止され、皆さん元気がなくなっています。
コミュニケーションをとること、体を動かすことが必要です。
パソコン、スマホを利用したテレビ会話、会議を導入しなければ。
今回のコロナ禍は、高齢者にスマホやタブレットを習うことを強いることになりそうです。
たすけあいプロジェクトに参加するとタブレットの使い方が習得できますよ!
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