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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2020/11/18 

Vol.86  「両親のこと③」

執筆 名誉院長 早川富博

ADLは、食べること、運動をすること、排泄をすること、睡眠、が基本です。

これまでは食べることについて書いてきました。

今回は排泄です。

排泄には尿と便があります。
どちらも自立するには、歩いてトイレに、ズボン、パンツをおろして座る、排泄の後始末をして終了。
この一連が障害されると介護が必要となります。

排尿は紙パンツと尿取りパットで何とかなります。
年をとると尿回数が増えます。
特に夜間に、就寝中に尿を作れというホルモンが出ているからです。

夜間頻尿は睡眠の妨げになります。
それで眠剤を服用すると夜間トイレに行くときにふらつき、転倒、骨折とつながります。

尿を作れというホルモン作用以外に、膀胱の弛緩低下(固くなって膨らまない)があります。
これには対応する内服薬がありますのでかかりつけ医に相談してください。

いずれにしても夜間排尿は1~2回にしたいものです。
就寝前に水分を多くとらないなどの気遣いが必要ですが、夏場の脱水予防には寝る前の水分は必要です。
季節を考えた対応が良いですね。

つづく…
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