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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2020/10/30 

Vol.106  「コラム掲載400回を超えて」

執筆 足助病院職員

事務係長 加藤貴之

2019年4月1日月曜日、職員および外部の方々が日々触れた自然・出来事・食べ物・出逢った人々との事象をきままに綴ったコラムを掲載するコンセプト(観点)より始まりました。
この日から569日目(約1年7カ月)の2020年10月21日で400回の掲載を迎えました。
ちなみに2020年10月29日現在(掲載開始より578日目)、408回掲載しており、曜日ごとのカテゴリー(区分)で以下の回数を掲載しています。

名誉院長早川富博(水曜日更新):83回   第1回「春が来た」
院長小林真哉(月・木曜日更新):149回   第1回「始めの一歩」
足助病院職員(火曜日更新)  :105回   第1回「病院における事務職のあり方」
研修医・医学生の皆様(金曜日更新):25回 第1回「日常に寄り添う医療」
外部の皆様(金曜日更新)   :46回   第1回「災害医療」

第1回の題目を見ただけでも投稿した職員や外部の方々のきまま感があります。
特に印象的なのは、第1回の外部の皆様に掲載されている「災害医療」です。
この投稿は、2018年7月の西日本豪雨災害で被災された小林院長の友人からのコラム投稿です。
小林院長の防災に対する意識の高さから院長自身が災害ボランティアに参加されたことで出来た繋がりから生まれた投稿です。
小林院長のコラムのコンセプトとして上記に記載した他に資格・知識を活かして地域の健康・命・財産を維持し守る一助になればとの考えもあります。まさにこの投稿が一助になっています。
なかなか実際に被害にあわれた方の声を直接聞くことは出来ないし、報道等で伝えられていない地元の方の視点での様子や思いは、自分たちの防災に対する意識を強くする貴重なコラムであると思います。
話は変わりますが、私は、このコラムが開始されてから平日、ほぼ毎日、掲載されたコラムを読み、既定のシートに貼付、毎週木曜日に院内に設置されているコラムファイルに差し込んでいます。
最初は4カ所から始まり、現在は、院内9カ所にコラムファイルが設置してあります。
設置場所は以下の場所です。当院に来院された際の待ち時間等でお読みいただけると幸いです。
・各病棟掲示板(4カ所)
・検査室内待合室
・健診センター
・正面ホール(現在は、エレベーター前)
・会計カウンター
・採血室入り口前

コラムには、様々な人の考え方や思い、性格や趣味等が表現されていて実に面白いし、多くの発見があります。
読んでいると「そういえば自分の場合はどうだったかなぁ」とか「なるほど。そういう視点もあるのか」などさまざまなことを感じます。
特に小林院長のコラムは、自分では到底思いつかない視点からの表現が多く、理解するまでに時間がかかり、自分の視野の狭さに反省する日々が多いです。
最後にこのコラム掲載は、まだまだ続きます。
コラムを投稿し、読むことで地域の健康・命・財産を維持し守る一助に結びつくこともあるし、自分自身を見つめ直すきっかけや新しい発見に出会える場となるかもしれません。
そして、500回、600回と掲載回数を重ね、「想う医療」を目指す当院の取り組みの軌跡の一つとして残っていくでしょう。
これからもコラムを読みながら自分の視野や新たな発見を見つけていくと共に、コラムを読むことを楽しみしている方々に最新の掲載が届くようしっかりコラムファイルに差し込んでいきたいと思います。

~ちょっと雑学~
年代学や天文学で広く用いられる「ユリウス通日」と呼ばれる暦があり、紀元前4713年1月1日(ユリウス暦)から経過した日数をいいます。
これによると570日にちなんだ日数で2,436,570日が、1959年1月1日となり、愛知県拳母市が「豊田市」に改名した日になるそうです。
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