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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2021/04/20 

Vol.133  「道具の手入れ 」

執筆 足助病院職員

企画課長兼施設課長 日比敦郎

私は料理好きですが、包丁の扱いがあまり得意ではありません。
先日も魚を捌いたコラムを書きましたが、やはり綺麗な刺身の柵をとることはなかなか難しいです。今週もせっせと早朝から夕食作りに励んでいますが、どうにもこうにも「細切り」「千切り」ができませんでした。
もっとサクサクと材料を小さく切ることができれば、加熱時間も抑えられて色々と省エネになるのですが・・。と悩んでいたところ、ステンレス包丁でも砥石があることを勉強しました!そこで一念発・・・・するまでもなくAmazonで砥石をポチり、一心不乱に三徳包丁を研ぎました。
するとどうでしょう!今までの包丁下手がまるで嘘のようにサクサクと千切りができるではありませんか!まるで自分ではない「ゴーストカッター」が野菜を切ってくれているかのようです。その後は、ピーマンのみじん切りも、にんじんの千切りも難なくこなすことができました。

思えば道具の手入れというものは本当に大事で、メンテナンスにかけた時間はその倍以上となって、自分の時間を創出してくれるものですね。
グローブの手入れをしっかりすれば、球際に強い守備力が手に入ります。
ギターの手入れをしっかりすれば、指と指板が吸い付く感触が手に入ります。
我々事務員の武器であるPCもしっかりとメンテをすれば、迅速なレスポンスを維持できます。

これらの恩恵は私たちの限られた時間をより効率的なものへ導いてくれますね。
そして、手入れする時間そのものもまたある意味の贅沢なのかもしれません。
(もっともPCのデフラグ処理中なんかは、席を立ってコーヒー飲みに行ってしまいますが・・最近はデフラグなんてこともしなくてよくなりましたね)

みなさんも、ご自身のパートナー(愛用の道具たち)を今一度お手入れしてみては?

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