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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2021/06/22 

Vol.141  「左利き」

執筆 足助病院職員

企画課長兼施設課長 日比敦郎

2021年4月6日(火)のコラムにて、左利き用に包丁を買ったというお話をしました。
今日は「左利き」についてのお話です。

私は生来左利きであり、右に矯正されたことと言えば字を書くことくらいでしょうか。
左利きであることにそれほど悩まず生きてきました。それどころか重宝されることもありました。
その代表例が野球です。
左投げは守るポジションは減りますが、特に投手としては貴重な存在になります。(もっとも当院草野球チームでは人手不足のため、左投なのに捕手をやるケースもあります)
反面、字を書くことは不利とされています。
自分は矯正されているのでよく分かりませんが、特に日本語は右利き用に作られていて、左で書くのは至難の業のように思えます。
当院の事務にも何人か左で字を書く職員がいますが、感心します。

また、左利きだと極めて不利なこともあります。
まずはギターです。
自分でもなぜ左利きのギターを買ったのか・・・25年前に戻れるとしたら唯一やり直したい選択です。
しかし、今の時代ネットで探せばそれなりに見つけることができます。
あのGibsonのレスポールだってレフティモデルを探すことができます。(いつかは所望したいと思っています、家内にド𠮟られそうですが・・)
次にゴルフです。
こちらもギター同様、レフティモデルは極めて限定的ですが、ネットで探すとそれなりに出てきますね。
しかし、打ちっぱなしの打席が極めて少ないですね。少なすぎて「左打席優先」みたいに保護されています。
ちなみに私はゴルフは右利きです。え?なぜかって?
実は私は元来、左投右打なんですね!従ってゴルフは迷いなく右になりました。
左投右打ってマニアックですね。
打席は中学生の時に左打を覚えたので、現在では左投両打です。先日帰国してしまったジャイアンツの助っ人も左投両打ですね!

話が結局野球になってしまいました・・・。
左利きの割合は約10%と言われています。左利きの自分としてはもう少し多いような気がしますが、そんなものなんでしょう。
食事の時に箸がケンカしないように左側に座るとか、そういう細かいことを気にしながら左利きは生きています。
皆さんも身近にいる左利きの「ちょっとした工夫」を見つけてみてください、右利きの方からしたら面白い発見があるかもしれませんよ。
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