MENU
green

足助病院コラム

Asuke Hospital column

2021/09/14 

Vol.153  「お月見どろぼう」

執筆 足助病院職員

企画課長兼施設課長 日比敦郎

(注)先週に引き続いて、親バカコラムです。

長久手市から日進市の一部にかけての限定的な地域において、9月に行われるイベントで「お月見どろぼう」という行事があります。
子供たちが近所の家々を回って「お月見どろぼうで~す」と言うと、お菓子などをもらえるといった感じです。
娘たちが通う保育園でも、中秋の名月が近付くと、お月見どろぼうのイベントが開催され、毎年のように袋いっぱいのお菓子をもらってきます。

我が家の二女はもうすぐ5歳で、いわゆる年中さんにあたります。
その二女がいつも「おつきみどぼろう」と言い間違えて、何度「おつきみどろぼうだよ」と言っても、やっぱり上手に言えず「おつきみどぼろう」になってしまっていました。
一生懸命注意してゆっくり話しても「おつきみどぼろう」なので、とても微笑ましいものでした。
ところが先日、二女の方から「もうすぐお月見どろぼうだから楽しみ~♪」などと話しかけてきました。
「え?おつきみどぼろう?」と意地悪く返事すると、
「パパ、何言ってるの?お月見どろぼうだよ!」と注意されてしまいました・・。

そうか、もう「おつきみどぼろう」は聞けないんだと思うと、急に寂しさが込み上げてきました。でも、もう一つあのワードがあるぞ!

「そっか、じゃあお月見どろぼうで大好きなカリャメルポックポーン(キャラメルポップコーン)を貰えるといいね」
「うん!キャラメルポックポーン大好き~♪」

うんうん、あともう一息だね!
子供は少しずつ、そして確実に成長していますね。
コラム一覧へ戻る