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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2021/10/12 

Vol.157  「Tears in Heaven」

執筆 足助病院職員

企画課長兼施設課長 日比敦郎

※本日のコラムは極めて個人的な内容であります。

先日、親しくしていた方が急逝されました。
あまりの衝撃に、しばらく呼吸がままならなかったことを記憶しています。
あれこれ考えを巡らせても何も答えは出ません。
前を向いて生きていくしかないのです。
ご家族を始めとして、多くの方が故人と関わってこられ、私もそのうちの一人なのですが、それぞれの想いがあり、自分だけがそれを前面に出すことは一種のエゴとなってしまいます。
しかしながら、私もこの深い悲しみを何とか蒸散させないといけません。
そのための本日のコラムであることをどうかお許しいただきたいと思います。

「Tears in Heaven」今更説明するまでもなく、Eric Claptonの名曲です。
彼の幼い息子を事故で失ったときに作られた大変悲しい曲です。
Eric Claptonの極めて個人的な感情を綴った歌であることから、カバーする歌手も少なく、歌詞の深いところを読み取ると、安易に歌うことも憚られます。

本日、院内イベントでコンサートが開催されます。
「Tears in Heaven」もギターでインスト演奏予定です。
感情がこもりすぎて失敗するかもしれませんが、演奏の出来栄えなんてどうでもいいです。
聴いてくださる方々に私の想いが届けばと思います。
このコラムと本日のコンサートを以って、私の故人への追悼の意とさせていただければと思います。

「Tears in Heaven」歌詞の一部

Would you know my name
If I saw you in heaven
Would it be the same
If I saw you in heaven
I must be strong, and carry on
'Cause I know I don't belong Here in heaven

※日本語訳は色々な解釈があると思うので、掲載を控えさせていただきます。
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